◇率川神社三枝祭(いさがわじんじゃ・さいくさのまつり)◇
 
    6月16日(月)  午後 3時     宵宮祭
    6月17日(火) 
     午前10時30分 三枝祭(ゆりまつり)
     午後 1時15分 
        七媛女(ななおとめ)・ゆり姫・稚児行列安全祈願祭
                 引き続き市内巡行(約2時間)
    6月18日(水)  午前10時    後宴祭


 率川神社(いさがわじんじゃ)の例祭である「三枝祭」は、「ゆりまつり」とも呼ばれ、大宝元年(701)制定の『大宝令』には、既に国家のお祭りとして定められ、大神神社で行われる鎮花祭(はなしずめのまつり)と共に疫病を鎮めることを祈る由緒あるお祭りです。
 ご祭神である「媛蹈?五十鈴姫命(ひめたたらいすずひめのみこと)」は百合の花が美しく咲き誇る、三輪山の麓の狭井川(さいがわ)のほとりにお住まいになっておられました。この縁故により後世、姫神様にお慶びいただくため酒樽に「笹百合の花」を飾り、お祭りが行われるようになったと伝えられています。
 笹百合は古名を「佐韋(さい)」といい、このお祭りの名前も三枝(さいくさ)の花(笹百合の花)をもっておまつりしたことによります。三枝祭は平安時代には宮中から使いが幣物(へいもつ)を供え、神馬を献上するなど非常に重んぜられましたが、いつの間にか中絶していました。この祭典が明治14年に再興され現在に至っています。
 このお祭りの特色である神饌は古式による特殊神饌、また周囲を淡い桃色の笹百合の花で飾られた(そん)(脚つきの曲桶)・缶(ほとぎ)(台付きの壺)と呼ばれる酒樽に黒酒(くろき)(濁酒)・白酒(しろき)(清酒)の二種類のお酒入れて、優雅な雅楽の音にあわせ神前にお供えします。大変美しい祭典として全国的にも有名で、この日は全国各地から参拝者が来られます。
 
 

 神楽では巫女が美しい「三枝の百合」を手に持ち、神楽「うま酒みわの舞」を四人で華麗に奉奏します


 また17日午後1時15分から七媛女(ななおとめ)・ゆり姫・稚児行列安全祈願祭が行われ、その後、色鮮やかな装束に勾玉を首に掛けた七媛女を筆頭に、ゆり姫や稚児が約2時間かけて奈良市内を巡幸していきます。

 



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